SPICYについて

About

NPO法人 SPICY(スパイシー)とは?

SPICYは、ASD(自閉スペクトラム症)含む神経発達症やそれに関連する問題で苦労されているご本人だけでなく、お互いにうまくいくためにどうすれば良いかと悩んでおられる周囲の方々へのサポートを行っています。特に、大人になり地域社会へと生活の幅が広がる中で、ご本人と環境との間との架け橋となり、一緒にうまくいく方法を見出したいと考えています。世代を限定せず、子どもから大人、全てのライフステージにある方が対象です。

ASDとは、自閉スペクトラム症のことです。DSM-5(アメリカ精神医学会による分類)では、神経発達症群に分類されています。主な中核症状は・社会的コミュニケーションおよび対人相互反応、・限局的な興味・行動・または活動の反復的様式とされていますが、実際には、その表現型は、一人ひとり実に様々です。また程度も軽微なものから重いものまでいろいろです。長い間脳機能の障害ととえられてきましたが、近年では、自立神経系の生理学的な状態に着目し、多様な神経系の1つとしてとらえる見方に関心が高まっています。

特にSPICYでは、地域(職場、事業所など)で、彼らをサポートする立場にある方々、共に働く仲間として受け入れている環境との協働に力を入れていきます。
互いにうまくやるための工夫を具体的に検討したい。どんなふうにコミュニケーションしていったらよいのだろう。もっと支える側として、自分たちの質も高めていけたら…。といった現場の方々の声により、施設支援(単発/年間)を行っています。現場の皆さんとSPICYがチームを組み、より良い環境づくりに取り組んでいます。それがASDだけでなく、人が尊重し合う地域社会づくりにつながると信じています。

個別介入では、障害特性のみならず、個々の人として、まずは丁寧に理解することを目指します。そして1人ひとりに合った適切な介入や工夫をうまく生活に取り入れることができるよう提案します。1人ひとりのユニークな面を大事にしながらも、周囲のことも好奇心を持って知り、互いに尊重しながらつながり合っていく。そんな地域社会づくりに寄与したいと考えています。

SPICYの名前の由来

ヒトとヒトって お互いにちがいを 心底 認めることができたなら…
それぞれの人生は痛快で味わい深いものになれるはず!
ピリッとスパイスの効いたきわどさをもちながらもね!
そんなメッセージが込められた名前です。

S

pecial (スペシャル)

… 1人1人が特別な

P

erson (パーソン)

… ちがいや個性がある人だよ。

I

nitiative (イニシアティブ)

… 自分自身をリードしてみよう!
何もしなければ 何もはじまらないけどね。

C

an (キャン)

… 自分でできそうなことから信じてみよう!

Y

ell (エール)

… そんな勇気のある1人1人にエールを贈ります!

私たちのビジョン

Vision

人にやさしいコミュニティへ。ともに成長する

診断名や障害の有無に関わらず、わたしたちは多様な神経系をもつ者同士なのだと理解しお互いが尊重し合いながら共に生きるために、どうすればいいのか。身近なところから工夫を見つけ出すお手伝いをしていきます。

関係機関の皆さんとの協働をはじめ、人にやさしいコミュニティーとしての成長をねらって、力を注ぐこと。
それがSPICYのミッションです。そして、障害の有無に関係なく人にやさしい地域社会が、あたりまえに広がり、しまいには、SPICYとしての活動が特段必要なくなること。それが最終ゴールであり、SPICYのビジョンです。

SPICYはNPO法人です(特定非営利活動法人) 
NPOとは、利益を分配せず、その組織の掲げるミッションを果たすために利益を運用していく法人のことです。
NPOの中でも所轄庁のさらに厳しい基準(PST)をクリアした法人が、認定NPO法人として認定されます。
※認定NPO法人は、NPO法人全体の2.3%程度。(2021年5月末時点)。
SPICYは2020年9月より、認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)となりました。

専門的視点でアプローチします

SPICYでは、専門的視点を持ち込んでアプローチしていきます。ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)に基づいて、神経系の状態をとらえて、身体から調整を試みていくソマティックなアプローチを取り入れています。
ASDの確立された技法の多くは、世界スタンダードであるノースカロライナTEACCHプログラムに長年学び続けています。構造化をはじめとする様々な視覚支援はもちろんですが、何よりTEACCHに学び続ける多くの方々と同様、そのスピリットがSPICYのベースともなっています。
またコミック会話、Social Stories™、やPECS®をはじめとするABA(応用行動分析)の視点、The CAT-kit(CBT)など有効性が確認されている方法を必要に応じて組み合わせ介入していきます。
ソーシャルスキルではなく、ライフスキルに重点を置いています。ライフスキルの獲得に向けて日常様々な場面で練習できることを提案していきます。

また、神経発達症に加えて、発達性トラウマや愛着の問題、依存症との関連、家族関係、職場や学校でのいじめによる傷つき、過去の出来事によるフラッシュバック等、様々な要素が絡み合い、複雑化しているように見受けられる例も多くみられます。ご相談目的や必要に応じて、心理教育や介入を行います。
医療介入がまず必要と判断した場合は、医療機関受診ををおすすめする場合があります。
※SPICYは、診断機関ではないため、診断はいたしません。